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「九条の会」愛知・大学人の会
憲法「九条の会」アピールに賛同する愛知県・大学人ネットワーク

連絡先:
ホームページ:http://www.geocities.jp/daigaku_aichi_9/

◆結成の経過◆

2004年11月3日の「憲法九条を守ろう・県民のつどい」を一つの契機として、県内の大学人関係者のなかで、「九条の会」アピールに賛同するネットワークを愛知県に作ろうという機運が生まれ、呼びかけ人を募る。12月18日の段階で71名の呼びかけ人。
2004年12月18日に発足記念講演会を名古屋市民会館第一会議室において開催。参加者76名。世話人5名(新美治一名古屋経済大学教授、小林武愛知大学法科大学院教授、安保邦彦東邦学園大学教授、福田静夫日本福祉大学名誉教授、丹生潔名古屋大学名誉教授)と事務局員数人を選出。

◆組織構成◆

世話人5名。呼びかけ人 80名。事務局員 7名。各大学九条の会連絡担当者9名。

◆運営方法◆

毎月一回の頻度で定期的に事務局会議を開催している。  各大学九条の会連絡担当者と連絡し、各大学の取り組みを常に把握し、必要に応じてニュースやホームページ http: //www.geocities.jp/daigaku_aichi_9/ 等を活用して各大学九条の会の取り組みを広く宣伝している。呼びかけ人に活動状況を報告し、意見を求めるとともに、必要に応じ財政支援の要請も行っている。講演と交流の集い等、集会の企画立案は、事務局会議で行っている。

◆これまでの活動◆

これまでに、愛知県内の11大学(日本福祉大学、愛知東邦大学、愛知工業大学、名古屋芸術大学、愛知教育大学、名古屋大学、東海学園大学、名古屋市立大学、愛知県立大学、名城大学、愛知大学)で九条の会が結成されている。学生九条の会は、日本福祉大学と名古屋大学で結成されている。

(1)2004年12月18日(土)(午後6時30分から)「発足記念講演会」(名古屋市民会館第一会議室)講師:新美治一(名古屋経済大学)、小林武(愛知大学)、安保邦彦(東邦学園大学)参加者75名。

(2)2005年6月25日(土)(午後6時30分から)「講演と交流のつどい」(名古屋市民会館第一会議室)講師:森正(元名古屋市立大学)「1945−46年、日本国憲法の制定と日本人−弁護士布施辰治の場合」、新美治一(名古屋経済大学)「憲法をめぐる現在の情勢の特徴と課題」。参加者37名。

(3)2005年12月5日(土)(午後1時30分から)「講演と交流のつどい」(名古屋市民会館第一会議室)講師:愛敬浩二(名古屋大学)「現代の改憲動向と私たちの課題」参加者38名。

(4)2006年 6月18日(日)(午後1時30分から)「憲法と教育基本法をめぐる講演と討論のつどい」(愛知民主会館 2階会議室)(愛知県学連、大学生協東海九条の会と共催) 講師:植田健男(名古屋大学)「憲法=教育基本法体制の今日的意義と課題」。問題提起:沢田昭二(元名古屋大学)被爆者として。今井証三(日本福祉大学)大学で憲法の講義を担当する立場から。参加者 44名。

(5)2006年10月14日(土)(午後1時30分から)「講演と交流のつどい」(愛知民主会館2階会議室)講師:今井証三(日本福祉大学)「憲法『改正』と国民投票法案」参加者 27名。

(6)2006年12月23日(土)(午後1時30分から)シンポジウム(名古屋市民会館第一会議室)「高橋哲哉氏の著作をめぐって」(「2.11思想・信教・教育の自由を守る愛知県民のつどい」実行委員会と「九条の会」愛知・大学人の会事務局の共催)。報告者:吉田千秋(岐阜大学)等。 参加者30名。 

(7) 2007 年6月 2日(土)(午後2時開会)「講演と交流のつどい」(労働会館本館2階会議室)
第一部:「私の戦争体験と憲法九条への想い」報告者 青木みか(名古屋女子大名誉教授)、寺尾光身(名古屋工業大学名誉教授)
第二部:各大学九条の会の活動交流 参加者 32名。

(8)2007 年12月 1日(土)(13時30分から)郡山総一郎さん講演会「なぜ戦争してはいけないのか・戦争の後に何が生まれ何が残るのか」(名古屋大学東山キャンパスIB電子情報館3階会議室)参加者43名。

◆活動上、工夫した点や教訓◆

各大学九条の会連絡担当者との連絡を常にとりつつ、各大学九条の会の活動状況を把握するとともに、各大学の取り組みをニュースあるいはホームページで全体に広く宣伝することを心がけている。「講演と交流のつどい」を開催し、各大学九条の会の活動交流を行っている。学生と共同の取り組みを適宜追及している。

◆各大学九条の会過去一年の活動記録◆

日本福祉大学九条の会
(1) 2007年4月14日(土)平和講演会&日本福祉大学九条の会第3回総会
高遠菜穂子氏「命に国境はない〜“最も危険な国”イラクに支援は届くのか?〜」
参加者約250名
(2) 2007年6月26日(火)ミニ講演会
牧洋子氏(日本福祉大学社会福祉学部教員)
「敗戦後から出発した人生−被爆者支援活動から学ぶ平和の大事さ」参加者約40名
(3) 2007年9月25日(火)夏休み中の活動報告会 原水禁世界大会参加学生からの報
告等参加者約15名
(4) 2007年11月10日(土)平和講演会
東恩納琢磨氏(「じゅごんの里」代表)「ジュゴンの海に米軍基地はいらない!
−辺野古・大浦湾の豊かな自然を守ろう!」参加者約250名
(5) 2008年3月19日(水)ミニ講演会 (予定)
野崎泰志氏(日本福祉大学福祉経営学部教員)
「戦時性奴隷・首相靖国参拝・歴史認識ー学生たちはどう受け止めたか」
東邦学園九条の会
(1)6月26日(火)長峯信彦愛知大学准教授講演会「なぜ憲法九条を変えてはいけないか」
参加者約50名(名東九条の会と共催)
愛知大学九条の会
(1)2007年2月24日 講演会を「東海放送人九条の会」との共催で開催(車道校舎)。参加者数:約70人。 テーマ:「現憲法に結実した日本人の憲法草案---輝きを失わない鈴木安蔵らの草案---」 講師:長峯信彦氏(愛知大学法学部助教授)
(2) 2007年4月14日 講演会を開催(車道校舎)。参加者数:約20人。 テーマ:「憲法改正の手続法を、いま、なぜつくるのか」 講師:小林武氏(愛知大学法科大学院教授)
(3) 2007年6月3日 共同研究「女性科学者のリーダーシップ」主催の講演会に「第9条の会なごや」とともに協力(車道校舎)。参加者数:約240人。 テーマ:「今こそ九条---アメリカからみた日本国憲法」 講師:チャールズ・オーバービー氏
なお、当日、「日本の青空」愛大の会・愛知大学同窓会共催の「日本の青空」上映に協力。
(4) 2007年7月7日 愛大九条の会設立一周年記念シンポジウムを愛知大学国際問題研究所および愛知大学法学会との共催で開催(車道校舎)。参加者数:約 75人。 テーマ:「憲法九条と日本の未来」 パネラー:奥平康弘氏(東京大学名誉教授)、児玉克哉氏(三重大学教授)、サーラ・スヴェン氏(東京大学准教授) コーディネーター:加々美光行氏(愛知大学国際中国研究センター所長)
(5) 2007年11月4日 愛大祭実行委員会主催企画を後援(豊橋校舎)。参加者数:約35人。
テーマ:「憲法が変えられようとしている時代に私たちは何を考えるのか?」  第一部:「日本の青空」上映  第二部:加々美光行氏講演
(6) 2007年11月10日 講演会を「東海放送人九条の会」との共催で開催(車道校舎)。参加者数:約65人。 テーマ:「九条こそ日本の安全保障」 講師:前田哲男氏(軍事評論家)
(7) 2008年1月26日 講演会を「第9条の会なごや」との共催、名古屋YWCAの協力で開催(名古屋YWCA)。 テーマ:「改憲は未来を左右する--- 「国のウソ」を見抜き抵抗を」
講師:安斎育郎氏(立命館大学国際平和ミュージアム館長)約120名。
名古屋大学九条の会
(1)2007年6月6日(水) チャールズ・オーバービーさん講演会。約100名参加。
(2) 2007年6月9〜10日(土〜日) 名大祭・有志企画「ミニ平和資料館」展示企画「千種区に残る戦争遺跡」・特別企画「戦争体験を聞く会」 約400名来場
(3)2007年6月10日(土) 映画「日本の青空」上映と 長谷川正安先生講演会(名古屋大学東山キャンパス)。約250人参加。
(4) 2007年7月23日(月) 名大九条の会年次総会 参加者20名
(5)2007年10月20日 映画「日本の青空」つるまい上映会(名古屋大学医学部)。森英樹先生講演。参加者約120名。
名市大九条の会
(1)2007年3月7日(水)、4月17日(火)、4月19日(木)ビデオ上映会 参加者はそれぞれ約10名。
(2)2007年11月17日(土)15時開始。 森正先生講演会「若者と憲法」参加者18名。
名古屋芸術大学九条の会
(1)  2007年10月28日(日)名古屋芸術大学大学祭における「九条の会バザー」開催。午前10時から午後3時。
(2)  2008 年1月 17日(木)午後5時30分から。名芸大九条の会コンサート開催。